塩分はいつも過剰

おしゃれを偽装したい

存在しないあなた

コスプレイヤーの女性と恋に落ちる夢を見た。

主要な登場人物は3人で、私と彼女以外のもう一人の少女が「物語の主人公」なのだと言うことは分かっていた。(物語の内容はわからないままだった)。 

彼女はとあるアニメキャラクターの少年に扮していて…と言うかキャラクターそのものだったな。アニメだった。

アニメ画が実写の人間と一緒に動いてる夢だった。

 

私が彼女のことを好きになったのは、彼女がキャラクターそのもの、正確に言えば原作から私が想像しているそのキャラクターそのものだったから。

だから、驚いたことに彼女も私を好きなのだと告げられても、拒絶するしかなかったのだ。

だって、素顔も知らない。声も殆ど聞いたことがない。(無口なキャラクターなのだ)性格なんて全くわからない。

私が好きなのは、私が知っているのは彼女が演じているそのキャラクター・そのキャラクターを演じている彼女だけなのだ。

 

…と言うような夢を見た。

今考えると、朝から晩までキャラクターに扮している人をコスプレイヤーとは呼ばないのでは?

私の外見はぼやけていて?あんまり視認できなかったのだが、彼女(の外見)に似合うような美女・美少女だったろうか?

 

起きてからふと思い出したのは『峰不二子という女』。

ゾルデと言う登場人物が、すごく好きだったんだけど、私が好きになったイゾルデはほんもののイゾルデじゃなかったんだよな。

虚構の中の虚構のイゾルデ…。