Twitterに時間が吸い込まれて行く日常が怖くなった。
数十年前、進学を機に一人暮らしを始め、パソコンを買ってもらった。
ウェブリングが存在していたぐらいの昔で、私は主にオリジナルBL小説サイトで時間をとかした。
あの頃から「いんたーねっとはただで文章がたくさん読める」という思い込みがある。
一日に何時間Twitterを眺めているのか。
いろんな切れ端が流れて行くのをカチカチつるつるするだけであっという間に夜が更ける。
たとえば、なろうで悪役令嬢婚約破棄とか転生ハーレムとか、ひたすらちやほや褒められる話とかを大量に読みふけって朝になったときもびびるけど、Twitterでたくさんの140文字を読んでいていつの間にか朝はもっとビビる。
どっちも時間を無駄にした感がすごい。
たまに有益な情報が混じるTwitterの方がマシか、まとまった物語を読んだなろうの方がマシか。
積んでいる本を読む元気は出ない。
Twitterはもうだめになるんじゃないかと、みんながいろんな避難場所をお知らせした時、私も引っ越しを検討してみた。
そして「そう言えば、しばらくまとまった長さの文章を書いてないな」と思った。
今この記事を書いている間も、昔なら同じ内容をもっと読みやすく(もしかしたら面白く)書けた気がしている。
文章を書く能力が落ちている。
それどころかタイピング能力も。
それと、「十年ぶりぐらい」の方が聞きなれてる形なんだけど、「約十年ぶり」なら「十年ぐらいぶり」の方が正しくないか?日本語が難しいな…。
Twitterに時間が吸い込まれて行く日常が怖くなった。
(「オリジナル」を付ける必要があるのか?と今疑問に思ったのだが、「BL小説」と書くと二次創作と誤解されやすい時期・場所があったのかな。もう、あんまり、なんにも、思い出せないな。昔過ぎて。私もオリジナルじゃない方でも時間を浪費した。いや違うな…「創作」だったか。創作BL小説サイト。有徴・無徴…。…オリジュネ。)
~~~~
一晩経って「10年どころじゃねえな?」と気付いたけど、まあ四捨五入すれば10年です。